不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか:仕事の人間関係を育てる言葉

不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか:仕事の人間関係を育てる言葉

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不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか

あなたは、蒸し暑くなると、職場の人間関係もいつも以上にイライラしがちになりそう
ですか?でも仕事の人間関係に悩みの根は季節のせいなんてもんじゃないですよね。

組織の感情問題の解決を支援する会社ジェイフィールの高橋克徳氏、
「ケビン・D・ワトソン」の名前で「ニワトリを殺すな」を10万部超ヒットさせた
河合大介氏、
世界的人事コンサルティング会社ワトソンワイアットの永田稔氏、
早稲田大学高等研究所準教授でヒトのこころの働きがいかに複雑な社会制度を作り上げ
ていくかを研究する渡部幹(もとき)氏による

まさに仕事の人間関係を研究し尽くしているプロフェッショナル4人が不協力な職場に
ついて、それが実際にはどういうものか、どう対処できるかを客観的な視点で語りかけ
てくれます。

「大人が楽しく働いていない姿を見て育った子供が、どうして職をもつことに夢をも
てるでしょうか。職場でのストレスをためこんだ親は、そのストレスをどこで吐き出
しているのでしょうか。子供が犠牲になってはいないでしょうか。」(5p)

職場の不協力が生産性の低下や品質問題、不正の原因にもなる(p26~28)。

これを読むと、職場の不協力が単に自分だけの問題ではなく、社会的な問題なのだ
ということを痛感せざるを得ません。

成功しているアイディアのいくつかは、理屈なしに関わっている社員が「面白い!」
と楽しめるようになっています。仕事の人間関係を育てるには、自分も相手も心から
ワクワク楽しくあることがどれほど重要を感じました。

自分の担当業務という視点以外からも相手を知ること、こまめに感謝を伝えること
たとえ自分が大変でも相手を助けることなど、自分や相手を救うためにいますぐ
実行したいポイントは必見です。

「もうだめ、だれもわかってくれない」と感じている人、そうなりたくない人の
気持ちをわかってくれる本です。

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不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか
高橋克徳+河合大介+永田稔+渡部幹                   講談社

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★「目を閉じて1分間イメージしよう」

仕事の人間関係の不満、そのまま成り行き任せになってませんか?
せめて週2回くらい、感謝や手を差し伸べることはできますか?


★「気になった言葉」と「本文」

《プレッシャー・ほとんどない》
適当にやったら、後で大きく自分の給料や昇格に影響する。手を抜けない。そうした
強いプレッシャーがかかっている。(中略)
お互いの情況や悩みをシェアしたり、一緒に議論したり、考えたりする機会はほとん
どない。さらに、飲み会や社内イベントなどはほとんどなく、仕事以外でお互いを
深く理解するようなコミュニケーションはほとんどない。(19p)

《矢面》
仮におかしいと思っても、声を上げれば、自分が矢面に立たなければならなくなる。
それが苦痛であり、自分自身がさらに仕事を抱え込むことになりかねない。おかしい
と思っても黙っていよう。そんな心理が働いてないないか。(29p)

《自分を守ろうとする》
自分がいかに価値ある有能な人間であるかを認めさせるために、他者を軽視し、時に
他者を否定する。希薄化した人間関係になるほど他者が脅威になり、他者を否定して
でも自分を守ろうとする。(34p)

《お互いに》
「わたしは、あなたの、おかげです。」「ONとOFF」「本モノ」「わたしの自慢」
など、さまざまなコーナーがあり、お互いに自分の紹介したいことを伝え合ったり、
自分自身を知ってもらう機会が、たくさん設けられている。(中略)どこにどんな人が
働いているのかをお互いに知ること、お互いに関心を持つこと、自分を知ってもらいた
いと思うこと、そうした姿勢を組織全体がもつことが、社員間の日常のコミュニケー
ションにも大きな影響を与えているという。(115p)

《面白い》
なぜ、サイバーエージェントではそれが、上手く機能しているのだろうか、と。
応えは単純明快である。それは、彼らの社内ブログやイントラネットが、圧倒的に
面白いからである。
(128p)

《三年》
社内の関係性が明らかに変わりはじめたと感じるまでに、「三年くらいかかった」
(145p)

《協力できない情況》
次第にその人にしか、内容がわからない情況ができてくる。(中略)
しかし、そのことは結果として、ほかの人が協力できない情況を作る。手伝いたくても
手伝えない。
そうなると、その人が病気で休んだ場合は、お手上げになる。責任感が強い人だと、
そのことがわかっているから休めなくなる。失格マネージャーにいたっては、「休まれ
ると困るから」と言って、その人の休暇申請をなかなか認めない。
(153p)

《マニュアル作成》
仕事に余裕があるときに、自分の仕事の手順書マニュアルを作成する。(中略)
移動をしても、引継ぎはスムーズ。また、引継ぎ後、何か相談したいことがあったとき
も、そのマニュアルをもとに相談できるし、協力もしてもらいやすい。
引き継いだ人は、そのマニュアルをバージョンアップするのが習慣になっている。
(154P)

《多様な協力》
・皆がやりたがらない仕事を引き受けてやった人
・部下の面倒をいろいろとみてやった人
・主張しあってゆずあらない人々の仲介役になって調整をした人
・クレームにいつも向き合って対応をする人
・元気に振る舞うことで、皆を明るい気分にさせてくれる人
など、会社には多様な能力が集まり、多様な協力があるからこそ、全体が上手く回って
いく。しかし、評価の一軸化が進むと、業績を上げる人以外が、会社で周囲に認知され
る機会は非常に乏しくなっていく。
(p178)

《周囲の感情》
焦点をあてるべきは、その原因となる特定の人の行動ではなく、その人の行動が周囲の
感情に与えている影響でありその連鎖である。(191p)

《自分がどんなに大変でも》
協力のないところに協力を生み出すためには、少なくともお互いが、こういうときだけ
は、協力し合おう、そうしなければ、誰かが追い込まれて、それが連鎖して、結果的に
自分も追い込まれる。そういった情況になりそうなときは、自分がどんなに大変でも
手を差し伸べよう。そういった、最低限の協力を交換し合うルール、マナーを共有して
おくことだ。(194P)

《周囲に大きな影響》
認めること、褒めること、「すごいよ」「君が支えてくれたからこそできたんだ」
「君と一緒に仕事ができて嬉しい」こうした感情を伝え、その人のしてくれたことが
その相手に、さらには周囲の人たちに、大きな影響を持ったという事実が、さらに
その人の自発的な協力行動を強化していくことになる。(199p)

★「仕事人間関係のギズギズを幸せにするために、1年後の私はこうなる」
マニュアル作成と、時には捨て身の覚悟で困っている人に協力。

★すきま時間に本文を声に出して読んでみると、目で読むのとは違う発見がありますよ。


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不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか
高橋克徳+河合大介+永田稔+渡部幹                   講談社

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コメント

突然のコメントで申し訳ございません。
わたくし、Nanaブックスという出版社の編集部におります市川と申します。

『不機嫌な職場』に続く、より具体的な職場の改善方法を取り上げた本、
手塚利男『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』
http://www.amazon.co.jp/dp/4901491873/
という書籍を、弊社より昨日刊行いたしました。
もしご興味があれば、ぜひご一読いただければと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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