池上彰の新聞情報術 :仕事の人間関係を育てる言葉

池上彰の新聞情報術 :仕事の人間関係を育てる言葉

池上彰の新聞情報術  他 

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池上彰の新聞情報術 

時々「日経新聞の読み方」といったキーワードでmicahのホームページに訪問してくださ
る方いらっしゃいます。

micahが新聞読みの指南書にしている本は2006年出版で、小泉政権の記事が引用されて
いて時代を感じてしまいますが、「新聞をどうよめばいいか」と言う点では、今でも実用的、
かつ具体的です。

他紙と読み比べる。
大多数とは逆の視点も持つ。
すぐ内容を知るには一面の見出し、総合面の特集、三面記事をチェックする。
「事実」「意見」「予測」「観測気球」「未確認」を区別する。
自分で図解すると何を知らないかが分かる。

すぐ真似できるヒントが沢山です。
それを実行するうちに、必ず仕事の人間関係にも生かせる自分流の読みこなし方が解って
くるに違いありません。

といっても、「ネットで十分なのに、なんで新聞やビジネス書を読まないといけないの?」
と思う人もおられるかと思います。
しかし、それは本文のこの言葉が説明しているのではないでしょうか。

「企業の一員として、あるいは社会の一員として生きるのはどんなことに気をつけなけれ
ばいけないのか考える材料はたくさんあります。もっと身近にあって、いろいろな角度か
ら材料を提供してくれるメディア、それが新聞なのです。」

確かに、新聞にも誤報や捏造が生じることもありますし、各新聞で記事の傾向が違います。
だからこそ、そこから真実を見分ける思考が、仕事の人間関係の気づきを広げることにも
役立つのではないでしょうか。

少しずつ暖かくなって、電車待ち時間の新聞読みも真冬の頃より楽になってきましたね。
あらためて新聞を読むメリットを考えませんか。

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池上彰の新聞情報術                         池上彰   ダイヤモンド社

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1.引用した本文から気になるものを選んでください。毎日同じでも替えて可
2.毎日、選んだことと下記の項目を関連付けて記録してください。全項目でなくても可
3.書き写しや音読で、さらに気付きを広げてください

仕事前1.どんな1日にしたいですか
   2.そのためにどう行動しますか
仕事中3.今日幸せに感じたことは何ですか
   4.今日得したことは何ですか
   5.以前から知りたかったこと欲しかったもので、今日手に入れたもの
   6.今日思いついたこと
   7.連続して起こる事
仕事後8.今日学びとなった事
   9.今日の学びを明日にどう生かしますか

「内容が直ぐ分かる方法はないですか?」
第一面  大きな見出しを見るだけで十分です。
三ページ目「総合面」とりあえず、なにが特集されているかをチェックします。
「三面記事」 最終面の裏側つまり見開きの左側の最後のページ
大きな事件・事故、最近の社会問題が出ています。ここが日常会話でよく話題になる
部分。(71~72p)

1.大まかでもいいから、世の中で何が起きているか把握する 2.一面見出し、総合面
三面記事だけでも目を通す 3.最低限どこを見ればいいか知ってから、自信がついた
 4.「第一面」「総合面」「三面記事」だけで新聞全体のニュースがまとめてあるの
で短時間で内容を把握できた 5.「総合面」の「社説」で、気になっていた論題の記
事、さらに「総合面」の別の場所で、ある政党が「社説」とは意見が反対なのがわか
って、思考が広がった 6.新聞から思考する癖がつくと、人の話を聞くときも傾聴し
て思考するようになってきた 7.電車に乗っていても他の人が読んでいる新聞が目に
とびこんでくる 8.大見出しの内容をより詳しく知ることが必要なときもある 9.パ
ッと見でいいから小さい記事も見て大きい記事の関連を考える


ベタ記事よりは少し大きなスペースでしたが、二〇〇五年十一月二日の朝日新聞に出
ていた「GM・フォード、2割減」という記事です。
このときの小さな記事に注目していれば、その後の展開もある程度読めたはずです。
(85pより抜粋)

1.短時間で概要を把握できるようになったので、もっと詳しく読みたい 2.小さい「ベ
タ記事」にも注目 3.大見出しを初めに把握しておいてので、関連のベタ記事もりかい
しやすかった 4.ベタ記事の中に取引先と関係ありそうなのを発見。今後に注目 5.以
前から気に入っていたメーカーのおいしそうな新製品発見 6.大見出しだけチェックし
手いる人にベタ記事の内容を話したら役に立つかも 7.取引先に関係ありそうなベタ記
事を連続して見つける 8.大見出し&ベタ記事で1つの話題の複数の面を知ることが出
きる 9.今日気になったことに関連したベタ記事が、翌日以降も出ているか調べる


「事実」もあれば、記者の「意見」も混在しています。
読者としては、「そうした事実があるのだ」と受け止めるのではなく、「そういう見方
はあるだろうな」「なぜそう言い切れるのだろう?」「もしそうならなかったらどうな
のだろう?」を考えてほしいものです。(86~90pより抜粋) 

1.新聞の鵜呑みにせず事実を見極めたい 2.~と思う、~ねばならない、~のようだ、
などの語尾を手がかりに「意見」を見分ける 3.記者と会話しているかのように事実と
意見をすっきり理解できるようになってうれしい 4.新聞以外のことでも、違った発想
が浮かぶようになった 5.購入を検討してい商品の記事で、商品の事実と記者の使用感
についての意見を良く見分けたら、不要なことがわかった 6.新聞を「事実」と「意見」
に分けて読むようにしてたら、いままで理解できなかった知人の言葉の意味がひらめい
た 7.「事実」と「意見」の違いを表す語尾の部分が連続して目に飛び込んでくるよう
になった 8.ただ「事実」と「意見」を見分けるだけでなく、意見に対してなぜそう言
い切れるのだろう?」「もしそうならなかったらどうなのだろう?」と考える必要があ
る 9.「意見」に対する自分の意見を書き出してみる


一両日中にも→この日のうちに
「関係者の話で分かった。東京地検も把握している模様」→関係者が東京地検そのもの
強制捜査→逮捕
立件→犯罪の証拠が集まったので容疑者を逮捕することにした
話などでわかった→単に関係者の話を聞いただけじゃない。それ以外の独自取材をした
結果、導きだした結論だ」(91~98pより抜粋)
「観測気球」→(※記者に発表した談話を)とりあえず報道してもらい、その記事に対
する世間の反応を見る。
「未確認ですが…」→重大ニュースで確認が間に合わない場合。続報がない場合は、完
全な誤報だと判断したほうがいいものもあり。(106~110pを要約)

1.新聞独特の言い回しを理解したい 2.本などから新聞の言い回しを調べる 3.クイズ
を解くように記事の本当の内容を理解できたようで楽しい 4.記事に書かれたことのそ
の後の展開も予想できるようになった 5.twitterでフォローしている政治家やジャーナ
リストのつぶやきの理解も深まった 6.自分が話したり描いたりする言葉も以前より吟
味していることに気づいた 7.はじめは一つ一つの言い回しを確かめるように読んでい
たのが、流し読みでもサッと理解できるようになってきた 8.言い回しを理解できるよ
うになってくると、逆に理解を適当にして読み飛ばしそうになる 9.初心に戻って、一
言一言理解しよう


新語や略語に関しては、どの新聞も「解説コーナー」を設けています。
単に”読んで終わり”とするだけではなく、「これがどんな意味を持つのか」にまで発想
を広げると、今後のニュースの見通しや、最新トレンドの行方についての自分なりの見方
を獲得できるはずです。(116P)

1.新語や略語も理解していたい 2.各新聞の解説コーナーを必ず読む 3.直ぐ分からない
言葉を調べるクセがついたので、どんな言葉が出てきても安心 4.新聞以外の経済誌、ビ
ジネス書を読むにも役立つから得した 5.ちょうど知りたかった言葉の解説があった 6.
新聞の解説コーナーに出ていた新語と関連したビジネス書を読むと、もっと理解が深まる
かも 7.最近、本屋などで新語解説の本を良く立ち読みしている。1~2冊買おうかな 8.
新語や略語の説明だけでなく、どんな意味を持つかも知ることが出来た 9.新語や略語が
今後のニュースやトレンドにどんな意味を持つかを考える


ときには違う新聞に目を通して、異なった意見を吸収するべきだと思います。広い視野を
形成するには複眼的志向が大事です。異なった角度からものを見る習慣をつけ、ときには
問題意識を持ち、得た情報から自分なりの考えを持つ。こうした本当の意味での情報力を
身につけることが、生きていくうえで非常に重要だと思っています。(137p)

1.新聞から複数の視点を持ち、自分なりの考えをまとめる 2.複数の新聞に目を通す 3.
より多くの考えを知ることが楽しみになった 4.発想力、想像力も広がった 5.定期購読
している以外の新聞の内容も知ることができた 6.漠然としていた自分の考えがまとまっ
てきた 7.すきま時間にできるだけ多くの種類の新聞に目を通すようになった 8.複数の
視点を学ぶと自分なりの考えも浮かぶようになること 9.複数の新聞を読むことを三日坊
主にしない方法を考える


今問題になっていることについて、「どう考えたらいいのか?」のヒントを与えてくれる
のが社説だからです。(154P)

1.社説からも視点を広げるヒントを学ぶ 2.社説の考え方に注目して読む 3.どう~させ
るのか、~すればいいはずだ、~を示してもらいたい、~招きかねない、大切なのは~だ、
などの考え方を示す言葉を社説の中に見つけた(※平成22年3月5日読売新聞朝刊社説より)
4.社説の考え方をヒントに自分なりの考え方もまとめられた 5.社説ではどう考えている
かをより理解できた 6。「意見」を示す語尾に注目すると、社説の考えがわかりやすい
7.社説を読みなれると自分の考えも次々と思い浮かぶようになった 8.社説を読み解くこ
とは考え方のヒントだけでなく、ディベートの練習にもなる 9.社説とディベートしてい
いるつもりで、読んでみる


1まずテレビニュースで主なニュース項目を確認
2気になったニュースを新聞記事で熟読
3ニュースの速報はネットでチェック。過去の記事は記事検索で拾い出す
4もっと詳しく知りたいもの、理解を深めたいものは、遅れて取り上げられる週刊誌や月刊
誌、専門の経済誌で勉強(183P)

1.新聞以外のメディアからもニュースを学ぶ 2.テレビで気になったニュースを新聞で読む、
速報はネットで、過去記事は記事検索で調べる、より詳しく知りたいときは週刊誌、月刊誌
などで勉強 3.様々なメディアから学べることでニュースを知ることに積極的になった 4.
特定の話題についてより詳しくなった 5.以前から知りたかった「FREE」や「ベーシックイ
ンカム」について、さらに多くの情報を得られるようになった 6.複数のメディアから得た
情報をブログやtwitterでつぶやくと自分の意見もまとめられる 7.どのメディアからも得に
必要な情報が目につくようになった 8.得にとの情報を深く知る必要があるか選択眼を磨く
必要がある 9.得にどのニュースが必要かよく考えてみる


一週間か二週間、場合によっては一ヶ月間程度、新聞を「寝かせておく」といいと思います。
後でまとめてスクラップすると、ニュースの流れが見えてくるからです。
時間を置いて冷静に眺めると、こうした事件の推移や結末が見えてきて、スクラップするべ
き記事か、そうでないものか、判別しやすくなるのです。
スクラップは同時に、ニュースを後から検証するのにも役立ちます。スクラップを続けてい
ると、次第にニュースのパターンが読めてきます。次第に同じようなニュースに出合ったと
き、このときの経験が役立ち、次の経緯が予測できるようになるのです。(224~225P)

1.ニュース全体の流れを理解したい 2.一週間から一ヶ月間ほど新聞を「寝かせておく」
3.しばらく寝かせておくと、後から冷静に事件の推移や結末が理解できた 4.スクラップす
るべき記事か、そうでないものか、判別できるようになった 5.特に気になっていた事件の
流れが自然に頭に入ってくるようになった 6.整理棚を片付けてスクラップを保存しやすく
しよう 7.スクラップしながらその後の推移も考えるようになった 8.スクラップを始めて
から、仕事の机もスケジュールも整理するようになった 9.スクラップすることのメリット
が他にないか考えてみる


長い記事でも見出しとリードだけ読めば、大体のポイントはつかめます。小さな記事では最
初の一段落がリードの役割をしています。このポイントを抑えれば、ラクして新聞から情報
を得ることができます。(245P)

1.本当に忙しくても新聞の内容を把握したい 2.「第一面」「総合面」「三面記事」の、見
出しとリード、小さな記事では最初の一段落だけ読む 3.全部読まなくても大丈夫な方法が
あって助かった 4.最低限知っておくだけでも役立った。 5.以前から知りたかった、楽に
短時間で新聞を読む方法がわかった 6.だらだら読むより、いろいろ発想できる 7.今日は
見出しとリードしか読む時間がないか、もう少し時間があるかを判断するようになった 8.
仕事での会話や文章も最低限で伝えることを勉強するにも役立つ 9.最低限の言葉で伝える
勉強のつもりで新聞を読む


企業の一員として、あるいは社会の一員として生きるのはどんなことに気をつけなければい
けないのか考える材料はたくさんあります。もっと身近にあって、いろいろな角度から材料
を提供してくれるメディア、それが新聞なのです。(249P)

1.社会人として常識も身につけたい 2.新聞から社会常識を知る 3.自分は間違ってないか
遅れてないかという不安が無くなった 4.社会で何か常識的か、非常識かがわかる 5.今読
むべきビジネス書を見つけた 6.新聞で社会人としてどうあるべきか学んだことを、他の人
はどう思っているか聞いてみよう 7.新聞記事と最近の自分の考えや行動を、照らし合わせ
て考えるようになった 8.企業の一員として、社会の一員として気をつけるべきこと、とい
う視点で新聞を読むと今までと違った理解ができる 9.新聞から学んだ、企業の一員として、
社会の一員としての情報を自分の行動にどう落としこめるか考える


「一年後、新聞の読み方を習得することで、仕事の人間関係はどうなっていますか?」
複数の視点で判断して、すぐにふさわしい行動を取れる


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池上彰の新聞情報術                         池上彰   ダイヤモンド社

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★日経新聞を図解してみるなら『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力』
の方法がよさそうです。

日経新聞のヒト・モノ・カネに関するキーワードを、誰が(Who)、誰に(Whom)、
何を(What)、いくらで(How much)という「3W1H視点」でピクト図解するというもの。

著者は『ビジネスモデルを見える化する ピクト図解』の板橋 悟さんです。

「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力
ビジネスモデルを見える化する ピクト図解


★新聞記事が意見のときは語尾に注意するのだそうです。
~と思う、~と考える ~と感じる ~ではないか ~べきだ ~欲しい ~ねばなら
ない ~だろう ~かもしれない ~のようだ

『学び力アップ道場〈2〉情報を整理する新聞術』という子供向けの新聞術の本に載って
いました。大人が読んでも十分使えます。
記事の要約を伝言ゲームで正しく伝わるかを競う。記事の要約を、その出来事が起きた
所の地図に貼る「ニュース地図」。「無駄のない文章と読ませるレイアウト」など
新聞を理解する面白い方法が沢山ありました。

学び力アップ道場〈2〉情報を整理する新聞術


★日本新聞博物館
たまにはこういったところから新聞に興味を持ってもいいですね。
http://newspark.jp/newspark/index.html

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